症状別 坐骨神経痛
座っていられない
つらい坐骨神経痛
手術の前に
”伝統のはりと東洋の知恵”
であなたの体を支えます
家族や友人との大切な時間を痛みに邪魔されずに過ごしませんか?
坐骨神経痛の症状は人によって異なり、さまざまな悩みを引き起こします。

- 座っていられる時間が短くなり、仕事や家事がつらい
- 長時間立っていると痛みが強まる
- 寒い季節になると痛みが悪化する
- 足のしびれが原因で運転が不安
病院で「ヘルニアが原因」と診断されることもありますが、反対に骨に異常がないといわれる場合も少なくありません。検査結果に異常が見つからないにもかかわらず、しびれや痛みが続くのは不安なものです。
坐骨神経痛は「骨の病気」ではない?
一般的に「坐骨神経痛」は脊柱管狭窄症や腰椎ヘルニアによって引き起こされる症状を指し、
病名ではなく症状名です。しかし、骨に異常がなくても太ももの裏やお尻にしびれや痛みが現れる方もいらっしゃいます。このことから、坐骨神経痛は必ずしも骨に問題があるわけではないのです。
鍼灸による治療
一般的な鍼灸院では、しびれや痛みがある太ももの裏やお尻に直接鍼を行う場合が多いかもしれません。
しかし、痛みのある筋肉に直接鍼をすると「響き」という神経に触れたような強い痛みが生じることがあります。
効果はあっても痛みが強いため、治療に通うことが難しくなる方もいらっしゃいます。
そのため、かわち鍼灸院では、患部から離れた部分のツボを使って治療を行います。腰やお尻、太ももの裏に直接鍼をするよりも痛みが少なく、かつ同等以上の効果が期待できます。治療の流れは以下の通りです。
- 太ももの裏に痛みがある場合:腎経のツボを使います。外側にしびれがある場合は肝経のツボを使います(いずれも足のツボ)。
- 片側のみのしびれの場合:しびれていない方の手首に鍼をします。
- お腹に張りや硬さがある場合:手足に圓振を行い、体全体の流れを整えます。
症状がある箇所に鍼を打たないのは不思議に思われるかもしれませんが、患部に直接触れると逆に悪化することもあります。こうした理由から、手足やお腹のツボを用いて身体全体を整えながら施術を進めていきます。

鍼灸から見た坐骨神経痛の原因
骨に異常が見られない坐骨神経痛は、鍼灸では「寒邪」と「湿邪」が体に影響を与え、経絡に滞りを作っていると考えられます。寒邪は「冷え」を指し、冬場に坐骨神経痛が悪化する原因の一つとされています。湿邪は「体に溜まった余分な水分」や「コレステロールのような滞り」として例えられます。これらが体に溜まると経絡が詰まりやすくなり、痛みやしびれを引き起こすと考えられています。また、ヘルニアが原因とされている場合でも症状の緩和はみられることが多いです。
坐骨神経痛でお悩みの方、手術の前にぜひ一度、鍼灸の力を試してみてはいかがでしょうか?


